肌の保湿を考える

体の部位別の保湿

唇の保湿

唇は他の部位に比べて角質層が薄く、水分が逃げやすい上に、汗腺も皮脂腺もないため、皮脂膜に覆われて潤うことがありません。バリア機能がないので目元以上に乾燥しやすいと言われ、十分なケアが必要な部位です。

そんな唇には、リップクリームを塗るという外側からのケアと、唇の保湿に必要な栄養分を摂取するという内側からのケアが可能です。

一番手軽にできる外側からのケアですが、はちみつを唇に塗ってラップでフタをして10分ほど置くと、唇の表面がつやつやになります。これははちみつに保湿や殺菌の働きがあるためです。ほかにもワセリンや馬油を直接塗る方法もあります。ワセリンは水分の蒸発を防いで皮膚を保護する働きがあり、寒くなっても固まってしまうことがないため、リップクリームに配合されることがあります。

価格も安く手に入りますが、ワセリンを塗った部位が紫外線に当たると、油(ワセリン)を酸化させて色素沈着をおこし、肌をくすませるという副作用があるので注意が必要です。外出時にはワセリンを塗った部分に日光が当たらないように気をつけましょう。市販のリップクリームを塗るのも、唇の乾燥には有効です。紫外線防止効果のある商品や、オリーブオイルやホホバオイルなど、唇の保湿に有効な成分が配合された商品があります。

内側からのケアは、ビタミンB2の不足を補うことです。サプリメントや食品(卵や大豆・レバーや乳製品に含まれています)から積極的に摂りましょう。ビタミンB2不足は、口内炎の原因になります。 また乾燥したからといって唇を舐めるのはやめしょう。さらに乾燥して逆効果です。またあまりに唇や口元の周りが乾燥する場合は皮膚病の疑いがありますので、ケアを行っても改善しない場合は皮膚科を受診しましょう。