肌の保湿を考える

保湿に有効な成分

水分を包み込む保湿成分

保湿乳液や保湿クリームの効能におどる、様々な保湿成分の名称。あなたは理解できますか?ヒアルロン酸・セラミド・天然保湿因子など、ちょっと見ても良く分からないものばかりですね。ここでは化粧品に含まれる保湿成分についてみてみましょう。

まず有名な保湿成分に(セラミド)があります。このセラミドは皮膚の表面(表皮)の角質層に存在し、角質細胞の隙間をまるでセメントのようにしっかりと埋め、水分の蒸発を防いだり、外部からの衝撃から肌を守るバリアの機能を果たしています。

角質細胞は角質細胞間脂質と呼ばれる脂質で接着されていますが、実にその半分がこの(セラミド)で出来ています。大変保水力が高く、水分をサンドイッチ上に挟みこみ、蒸発しないように包み込んでいます。また天然のセラミドは大変高価ですので、その代替として人工的に作られた擬似セラミドがあります。また、お米・とうもろこし・こんにゃくなどの植物から作られた植物セラミドなどもあります。

研究の結果、セラミドは1~7までの7系統あることが発見されていますが、加齢によって徐々にセラミドは減少する傾向にあり、外側からだけでなく、内側からもセラミドの補給が必要になります。セラミドを多く含む食品はこんにゃく・小麦・大豆・ほうれんそう・玄米など。

体内での合成を促す作用のある食品は、わかめやひじき、黒ゴマ・黒豆などの黒い食品です。サプリメントで補給することもできますが、これらの食品には様々なビタミン類やカルシウム・カリウム・豊富な食物繊維が含まれていますので、自然な食品からの栄養摂取が望ましいといえます。